レポート

2006年10月 7日 (土曜日)

CEATECレポ

 今日から数回に分けて土曜まで千葉県幕張メッセで行われていたアジア最大級のIT博覧会の「CEATEC」から、おもしろい技術を中心に紹介したいと思います。フォトリストにも別の角度からCEATECをアップしてありますので、ご覧ください。

http://think-pod.cocolog-nifty.com/photos/ceatec/

 Ceatec2 Ceatec1

まあ、見れば分かるように人ばかりで、モノを見に来たのか人を見に来たの分からなくなります。私は両方見ますが。

Cimg2200_1

一人だけ目的が違うような・・・・こういう方を見るのも結構面白い。

さて面白い技術のレポートですが、今回は音響メーカーのパイオニアのナビゲーションのサポートをするロボットを紹介します。Ceatec3_1

名称はRODと一応コードネームだけとか。ペンギンのような形をしていて、クルクル回り羽をばたつかせたりします。頭部にはカメラが内蔵されていて、ドライバーを認識できるようになっています。

どんなことをさせるか、ずばりドライバーの相手をするロボット。ではどんな動きをするのかは私と開発担当の方との会話も入ったこちらで。「CIMG2204.AVI」をダウンロード

どうやら本体に加速度計があるので、そこからドライバーに警告をするようになっているようです。その他にも、こんな機能が「CIMG2206.AVI」をダウンロード

こういった形で単にナビやドライブレコーダーといった機能だけでなく、ドライバーと一緒に楽しむロボットにしたいと開発の方は語っていました。

 ロボットが話し相手になってくれるドライブというのも近い将来やってくるのかもしれません。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。お気軽にコメント・トラックバックでご意見をお寄せ下さい。では次回のお越しお待ちしております。

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2006年10月 1日 (日曜日)

こんなにたくさん

こんなにたくさんの海老見たことないヾ(@゜▽゜@)ノ

今日は会議があって高知市から車で1時間ぐらいの所にある中土佐町に来ています。伊勢エビは今がシーズンだそうで、水槽いっぱいにいました。

何をしていたかというと、地域づくりの勉強会を私が所属している研究所が中土佐で行ったのです。この地域は漁師町で小さな商店街があるのですが、露店で売っている商品を買って、市塲の中の食堂に持ち込むと料理してくれ食べることができるユニークな取り組みをしています。その視察もかねて行っていました。この日もたくさんの人で50メートルぐらいの小さなCimg2192通りは漁師町の活気で満ちはふれていました。

Cimg2193_1

お刺身、おいしかったなあ・・・勿論ちゃんと舌見(下見)もかねているので。舌でも味わないとね。

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2006年6月 5日 (月曜日)

修学旅行生

 前回は小学生の行動観察を紹介しましたが、今回は中・高校生の行動パターンを見てみましょう。

 >中学生の場合

 小学生の場合は、あまり男女差は見られませんがこの年齢から男女に行動パターンが分かれます。比較的まじめなのは女子の生徒。観光ガイドの案内にも素直で、写真をあちこちで撮る。中学生の場合にはカメラは使い捨てで撮影している。男子の場合あまりガイドの話を聞いていない場合が多い。どちらかと言えば男友達の間でいるのが楽しい。例えば高い木に走ってタッチしてみたり。ふざけ合ったり。男はこのあたりから堕落するのだろうか(^_^;)

 >高校生の場合

 京都の場合修学旅行生の大半は中学生。高校生だと沖縄か北海道に行くケースが多いので高校生はあまり見かけないように感じる。ただ中学生の時よりも、なんだか周りに無関心になってくるように思う。記念撮影の顔は変顔をしてみたりとポーズが派手になって、自分たちの空間が楽しい年頃みたいだ。私が見ていた時間帯で最も変(自分たちが楽しい)人は映画スクリームの「叫び」のマスクをかぶって歩いていた男。写真を撮りたかったが、とてもカメラを向けるような雰囲気ではなかった。(その人達がバックの銀閣寺とのギャップで、あまりにも浮いていたので)

 でもここでも男の堕落は続いている。よくおみやげ物屋に売っているような、木刀や和傘を買って振り回してふざけている。なんであんなモノを売っているのだろうか、確かにどこの観光地に行っても木刀は売っているのだが(^_^;)

 >番外編・中年のおばちゃん

 京都は学生以外にも旅行客は多いのだが、中年のおばちゃんのグループもよく見かける。でもこのおばちゃん達も学生と違って結構面白い。例えば他人がカメラを撮影しているところをおばちゃんは平気で通りかかったり、カメラを構えている人の所に、さらにカメラを持って割り込むおばちゃんもいる。こうした人を見ると周り(周囲の人の事)も見える人になりたいと思った。

 こうして人間観察をしていると、結構面白い。銀閣寺の縁側で2時間も座り込んで人を見て喜んでいる私も変だが普通では見ること出来ない記憶に残る京都観光になった。(^_^)v

最後まで読んでいただきありがとうございました。お気軽にコメント・トラックバックでご意見をお寄せ下さい。では次回のお越しお待ちしております。

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2006年6月 3日 (土曜日)

小学生の視点

 先日立命館の先生との交流会があったので、京都で久々に出かけていました。勉強会も終わり少しは京都観光でもしようと思い、銀閣寺に立ち寄ることにしました。

 金閣寺は以前に見たことあったのですが、銀閣寺は初めてです。質素な建物ですが、日本建築の原点が感じられ庭の美しさは(特に緑が美しかった)印象に残りました。

Date

Date2

 それにしても、いつ訪れても京都は制服姿の修学旅行生が目につきます。大体その主体は私が見た限りでは中学生。おそらく高校生になると国内だと北海道や沖縄になるのでしょう。そうした学生の行動が面白くて銀閣寺の本堂に腰掛けて、人間観察をしてしまいました。(笑)

 そうすると、小学生・中学生・高校生で行動のパターンが異なることを発見(^_^;)例を交えながら紹介したいと思います。

 >小学生の場合

大体の生徒は自分たちが作った修学旅行のガイド(私も作った記憶が・・・)を持ちながらガイドの話を聞いています。どこまで歴史的事実や文化性を理解しているかは疑問ですが、関心を持ちながら見て回っています。

 しかし小学生は目に入る刺激に敏感。目に入る出来事に過剰(そんなに驚く程の事のないような内容でも)に反応します。例えば京都のように色々な国の観光客がいると、指を指して「○○人だ」と言ってみたり、外国の人に挨拶するときには「hello」と言いましょうね、と教員に言われると外国人を見かけるたびに大声で「ハローーー」と叫んでみる(^_^;)私にまで叫んでいましたから、とりあえず色々と試してみたい年頃なのでしょうね。私も小学生の頃ってそんな感じであった記憶があります。みなさんはどうでしょうか?

 明日は中学生のパターンをアップしようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。お気軽にコメント・トラックバックでご意見をお寄せ下さい。では次回のお越しお待ちしております。

 

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2006年5月18日 (木曜日)

お茶を楽しむ

 更新が大変遅くなり申し訳ございませんでした。お茶摘み、お茶炒りとくれば・・・お茶を楽しむ以外にないだろうと考えていたのですが、連日の雨でお茶の乾燥が進まず、遅くなってしまいました。

 Cimg2014_2

ようやく届いた新茶。ところが急須がないことに気づく。それではお茶はお茶を楽しむ所がいいだろう、と考え大学前のいつもお世話になっているカフェで飲むことに。

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ここのカフェはドッグカフェなので週末には多くの愛犬家が集まります。この日もかわいい先客が・・・

No1

カフェの奥さんがお茶を入れてくれることになりました。まずはコーヒーを一杯飲むことに。

Cimg2002_1

ここのカフェにはいつもお世話になっています。一応私はお店の音楽担当なので、店の雰囲気に合った音楽を選んでいます。私が好きなアーティストであるsillyも流しています。

Cimg2005_1 

普段はコーヒーを点てているヤカンでお湯を注ぎます。

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いい色合いでお茶が出てきました。

Cimg2010_1

こうして新茶を楽しむことができました。カフェのマスター曰く「このお茶は食後にゆっくりする一時に飲むといいね」と一言。自分のお茶でゆっくりする。贅沢な一時を過ごしました。

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2006年5月 8日 (月曜日)

お茶づくり

 さて、昨日はお茶を摘む所まで紹介しました。今回は緑茶づくりを写真で紹介したいと思います。写真はクリックで拡大できます。

200605041456000

さてようやくカゴがお茶で一杯になりました。約2時間程度でしょうか。緑が鮮やかですね。

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お茶の木はあちこちに点在しているので、いつの間にか父とかなり離れてしまいました。いかに急な斜面で作業をしていたか分かると思います。

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お茶もそうですが、この時期は芽吹きの時期。斜面にが顔を出しています。このカギ状のものはゼンマイ。食べることが出来ます。私は歯ごたえが好きですが。

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そんな事をしていたら、天候があやしくなってきました。山の天気は変わりやすいですね。この日は早めに切り上げて翌日に釜炒りをすることにしました。

Cimg1987_1

翌日はまたいい天気。これぐらい晴れてくれるとお茶を天日干しすることができるので助かります。

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さっそくお茶を釜で炒ります。ガスではなく薪で。本当に原始的なやり方です。この時期何もしなければ過ごしやすいですが、火を扱うと大変です。一応足元が焼けないようにに瓦でバリケードをつくりますが、熱いし、目に煙りが入って痛いのなんの。一苦労です。

Kago

とりあえず炒り上がりましたが、まだ生焼けの状態。これからモミの作業を行います。

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揉む作業は半畳ほどの畳の上で、お茶をこすりつけるような感じで行います。まだこの段階では水気が多いです。

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とりあえず1度めの天日干し。

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一度目の乾燥を終えて、また釜で炒ります。よく混ぜないと小さい茶葉は焦げてしまいます。だからこうしてほどきながら作業を進めます。

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炒り上がればまた揉みます。だんだん扱いやすくなります。

Cimg1992_1

2度目の乾燥。1度目とは色合いが変わってきています。さらにもう一度釜炒りとモミを行い、一日天日で乾燥させると緑茶が完成します。まだ乾燥が終わっていないので私の手元には届いていません。

 こうして毎年我が家ではお茶摘みと作業が行われます。私はこの時期が誕生日なので小さい頃はお祝いよりもお茶摘みが優先されたので、あまり自分の誕生日とお茶摘みが好きでなかったことを覚えています。いまではこうして自分の手でお茶をつくって楽しむ事ができるので、結構楽しんでやっています。でもこうして手作りで自分のお茶が楽しめるのは田舎の特権でしょう。早く新茶が飲みたいものです。

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2006年5月 4日 (木曜日)

お茶摘み

 大型連休も今日で終わりです。どこに行っても人ばかり。せっかく遠出したのに渋滞しに来たのか、人を見に来たのか分からないまま疲れて帰ってきた人も多いのではないのでしょうか。

 私は実家に戻って、家族とのんびりお茶摘みをしてきました。今回は写真で我が家のお茶づくりを公開したいと思います。

Nec_0002  私の実家は四国山地の東側にある高知県馬路村にあります。人口は1200人ほどと、都市部でイベントをすると集まってしまうぐらいの人しか住んでいない山間地です。実家のお茶などの畑がある所は村の中心部からさらに奥の、土川集落にあります。一応家はありますが、誰も住んでいません。

私の実家の畑等がある土川集落、私の家(旧家)も見えています。(写真をクリックで拡大)

 まあ、こんな所に連休にお茶摘みに出かけていたわけです。そんな山の中を歩きながら茶畑を目指します。これはちょっとした登山になるのですが・・・

Nec_0001_1

この山のどこかにお茶畑があるはず?この山を登らなければなりません。(写真をクリックで拡大)

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そんな山の中を歩けばこんな滝もあります。モミジの新緑と相まって涼しさを感じさせます。(写真をクリックで拡大)

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今の時期に花が咲くマムシ草、別名タヌキのトイレカゴ。(写真をクリックで拡大)

そしてちょっと町中ではみかけない植物にも遭遇します。この花、何かの形に似ていませんか?フタがあって、丸くて、白い・・・・そう洋式トイレのように見えませんか(^_^;)正式な名前はマムシ草といいますが、でも私の父をはじめ、地元の人は「タヌキのトイレカゴ」って呼んでいます。ちなみにさわるとかゆくなりますので注意が必要です。

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登山も中盤に入ると竹林が広がってきます。当然タケノコを探しながら歩きます。ちなみに先に歩いているのは私の父です。カメラを向けると「そんな事するより歩け」と一喝されました。

竹林を登山中・・・・(写真をクリックで拡大)

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そんな事をしているとさっそくタケノコを発見。隣に食べられた後が・・・どうやらイノシシが食べたみたいです。ちなみに彼らはこの時期竹林を荒らしていますが、タケノコばかりを食べ過ぎるとさすがのイノシシもお腹をこわして、フンがどろどろになるとか。そんなところは人も野生動物も同じですね。

発見した今年最初のタケノコ(写真をクリックで拡大)

Cimg1961 ようやく目的地に到着。「えっ、どこにお茶なんてあるの?」と思われるかもしれません。私の家は別に茶農家でもありません。あくまでも自分の家で飲む分だけを作るのですから、自然に自生しているお茶を収穫します。だからこんな伐採跡地で収穫します。

天気に恵まれたました(写真をクリックで拡大)

Cimg1959

お茶の葉っぱが見えますか。この新芽を手で摘み取っていきます。(写真をクリックで拡大)

お茶畑って、皆さんはお茶の木が緑のパイプのように繋がり、それがいくつもあって小さなプロペラが回転している風景を思い浮かべるのではないでしょうか。例えばリンク先のようにhttp://www.gricya-shirai.jp/cya_batake.htm

 そうしたお茶園とは異なり、私の家は自生しているお茶をそのまま収穫し、炒って乾燥させるまで原始的な方法でお茶を作っています。勿論味は普通の緑茶とは異なります。好きな人はハマる、野生の味がします。

Cimg1964

でも手摘みって大変です。テレビで見るようなお茶園だと機械で収穫できますから楽だよな、と考えながら摘みます。そう考えると東南アジアなどでお茶を収穫している人の苦労が分かります。

一つ一つ手で摘み取っていきます。(写真をクリックで拡大)

Cimg1972 我が家の愛犬「cherry」切り株の上でのんびりしています。下に置いてあるおやつが気になるようです。

 今日はここまで。明日は緑茶を仕上げる工程を紹介します。

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2006年4月18日 (火曜日)

松山のお堀での出来事

 今日は私用があり、松山に朝から出かけておりました。用事を済ませて松山城の周辺を散策しているとこんな光景に出くわしました。          

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よく公園などで見かけるコブハクチョウです。

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どうやらフェンスで塞がれて、自由に行き来ができないみたいです。

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何ともならず、その場で困り込んでしまう。

 このコブハクチョウ、本来は日本に自生しません。欧州原産の白鳥です。戦後持ち込まれたモノが野生化したそうです。http://f35.aaa.livedoor.jp/~gotozoo/bird/kobuhakuchou.htm

 フェンスはおそらく鳥がむやみに増やさない為に張られたものなのでしょう。こうした光景を見るとなんだか切ないですね。それは彼らに罪はないから。白鳥を日本に持ち込んだのも人。管理が甘かったのも人。美しい姿を喜んで増やしたのも人。あまりに増えすぎてフェンスを張り巡らせたのも人。そう考えると人はもう自然な存在ではないと感じさせてくれます。

 松山の白鳥界のアダムとイブは今頃どうしているのでしょうか?こうしたドラマが貴方の身の回りで起きているかもしれません。そう考えると町に新しい発見があるかもしれません。また何か見つけたら紹介したいと思います。

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2006年4月14日 (金曜日)

ハッとする瞬間

 人には、それぞれが持ち合わせている空気感がある。例えば体格が大きい人なら、そのスケールの大きさに威圧感を感じるかも知れない。声の大きな人には迫力を感じるかも知れない。昨日私はライブハウスでCDでは感じられない独特の空気感を感じた。

 ライブは音楽を聴くことを目的としているから、観客はアーティストを拍手で迎え入れ、音楽に浸る。しかし、昨日のステージの最後に登場したSillyのステージはその前の組とは違った空気感が漂っていた。当然アーティストによって曲調が異なったり、ステージでのパフォーマンスが違ってくる。それが個性であり、昨日も指でサインを作ってお客さんと一緒にやって、アットホームな雰囲気を作っているアーティストもいた。ただ私が感じた空気感は、単に曲調やパフォーマンスの違いからくる雰囲気ではないように思えた。

 私は最近東京・大阪と高知を往復する日々を過ごしており、Sillyの音楽は何度も聴いている。もうイントロを聴けば歌詞が自然と浮かんでくるぐらいになった。昨日のステージで最初の曲であるshake off temptationが流れた時 、目を閉じて、ビクター犬・ニッパーのように頭を傾け、歌詞を口ずさんでいた。しかし、その前に歌っていたアーティストの空気感が異なることに気づいた。そして目を開けてその空気感が変わった理由が氷解したのである。

 それはボーカルのAkaneさんの目力。私は思わず「ハッ」とさせられたのを記憶している。別に観客を睨み付けているわけではない。音楽に対するまっすぐな姿勢が伝わってくる、それを物語る目であった。鋭い視線から溢れる気迫に観客は魅せられていたと言っても過言ではない。私は後ろの席であったから、会場全体を見渡すことが出来たが相手と話をしていたり、携帯をいじったりするお客は圧倒的に少なく、私自身も携帯が鳴るたびにうっとうしく感じられた。また2階席からは身を乗り出してステージに見入る人がいるぐらいだったからです。それぐらいステージに集中していたと思います。

 当然ながらサウンドもすばらしかった。あの迫力はライブしか持ち得ないものであるから。会場全体に響き渡る音楽に、ウエイトレスもリズムを刻んでいるのが印象的でした。

 その日のステージはオリジナルとトリビュートとあったが、全体を通してアーティストにとって自分が作った曲も財産であり、独特の空気感を作ることの出来る力(アレンジの仕方から楽器のタッチ感ete..)も財産であると考えさせられました。昨日はEL DE BARGEの「I LIKE IT」も演奏されました。オリジナルの良さ、当然ながらトリビュートの良さもあります。作品自体の持ち味とアーティストの空気感が上手くミックスされた時、オリジナルとは又違った味わいが出るのだと、彼らの演奏を聴きながら思ったものです。

 あっという間にステージは終わりました。最後には写真とサインまで頂いて、本当にSillyとアーティストの皆様ありがとうございました。みなさんも是非あの空気感を楽しんでみてはいかがでしょうか。http://silly.jp/data/index.html

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2006年3月18日 (土曜日)

「さくら、さくら」

 高知は先日桜の開花宣言が発表されました。そこで私もキャンパス内で桜が咲いていないか探してみました。

sakura1

全体を見回してもここしか咲いていませんでした。でも咲いているのも先の方の一部だけです。

sakura2

咲いているところをアップで撮影。こんなに早く咲くと、もったいないような気がするのは私だけでしょうか。

sakura3

他の枝を見てみると、大きくなっていますがもう一歩という所です。

 

 こうして見ていると分かるように、木によって開花にばらつきがあり、さらに開花が早い箇所と遅い箇所に分かれます。これから本格的に開花すれば分かりますが、木によって本当にスピードが異なります。

 このスピードの違いを利用したのがミカンやリンゴです。木は早い箇所を接ぎ木という手段で移植することで次の世代の苗を作ることが出来ます。勿論開花が早い部分を移植すれば、全体の開花のスピードも速くなります。その中でも一番開花が早い箇所が出てきますから、またそれを移植する。こうした作業を繰り返して露地のミカンやリンゴで収穫期の早い品種を作ることができます。

 勿論今日本中で植えられている桜の木である「ソメイヨシノ」も交配によって誕生した品種です。一般的な山桜と異なり葉が桜が開花した後で出てくることで、美しい花を楽しむことができるのです。花の色合いも薄いピンク色をしているのも特徴です。しかし、一方で何度も交配した事で遺伝的に病気に弱く,最近では枯れる木も増えています。一般的に桜の木は80年~100年程が寿命だと言われていますが、ソメイヨシノは50年程で寿命を迎えます。そのため現在桜の植え替えなどを進めているところが多くあります。

 もうすぐあなたの町の桜も咲くことでしょう。こうした知識があると少し桜が違った形で見えてくるのではないでしょうか。

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2006年2月11日 (土曜日)

人柄に触れる交流会

 9日と10日は高知県須崎市にお世話になっている教授と学生でミニ合宿に出かけていました。内容は地元で元気ある人と交流する須崎市のプレ地域づくりセミナー。この町は現在高速道路の終点にあるが、平成20年には延伸され通過点となってしまう。そこで町全体をサービスエリアとして捉え、高速道路を利用する人に立ち寄ってもらう地域づくりをこれから進めるそうだ。

 町全体をサービスエリアに。この発想はあまり聞いたことのない斬新なアイディアであると思う。(村全体が自然公園という発想で取り組んでいる村は知っているが)そこによそ者の学生が外部からの視点で活動に参加してもらいたいという趣旨である。今回は町の商店街の人に話を聞いて食材を集め、 須崎の新しい鍋を自分たちで作り、それを食べながら実際に地域で活動されている方の話を聞いて交流を深めながら一日目は終わった。二日目は地元の喫茶店でモーニングを食べながら色々な話題で盛り上がり、昨日お世話になった醤油屋さんを尋ね、魚市場で魚のセリを見学し、商店街を歩きながら地元の人と交流を深めた。

 市街地を歩きながら感じたのは、個性の強いお店がまだ残っていること。市街地は役所のある新市街と駅と港の近くにある旧市街地と二つある。新市街地には全国展開するファミレスやレンタルショップやコンビニなどどこにもあるお店が目立ち、道路の拡張に合わせた分譲団地が目に付く。一方旧市街地は商店街には須崎の佇まいがあった。自宅を改装して焙煎まで手がけるカフェ。雰囲気はさながら町のサロンのようで地元の人の憩いの場となっていた。路地に入って目立つ白い蔵の建物は地元の醤油屋さん。年季を感じさせる大きな梁と少し錆びた留め具。店内に展示してある港を写した古い写真はまるで時代の移り変わりを見つめてきた空気を感じさせてくれた。

 勿論人の温かみにも触れた。鍋の材料を探しに行った魚屋さん。「何か鍋の具材となる魚はありますか」と聞くと「今は何にもないねえ」と言いながら出してくれたのは「うつぼ」凶暴さがそのまま顔に表れているグロテスクさには滅入ってしまった。「でも頭は柔らく、コラーゲンもあるよ」と宣伝し、「ショウガで煮詰めるといいよ」と調理方法まで教えられ、「もう少し勉強してくれないか」と交渉すると特別にお頭も入れてくれた。しかし、なんだかんだ買っていると予算がショウガを買う前にオーバー。これでは臭みを消せない。時間も迫っていたので近くにある事前に聞いていた酒屋さんに尋ねてみた。最初に自分たちを紹介し地酒の話でうち解けることができた。そこでかなり苦しいお願いをしてみた。「どうしてもショウガが足らないのですよ」すると、「分けてあげるよ」と快く応じてくれた。翌日御礼を言いにお店に立ち寄り、お酒を買う約束をした。こうして出会えた人の人柄はここだけしか味わえない。きっと食べ物の魅力よりも人柄が勝つだろう。明日は汽車(高知はJRはディーゼルなのでこちらの表現が正しい)で1時間かけて須崎までお酒を買いに行こうと思う。

 漁師町の趣のある旧市街地。ここで出会える人にはここでしか出会えない。そこで売られている商品には店主の方の人柄が重なって見えた。おそらく巨大なショッピングセンターには商品しか見えない。決まり切った言葉は本当にこちらをもてなす気持ちがあるのか見えない。だから顧客もそんなモノは求めていない。しかし人間の感情はそんなに淡泊ではない。私もたわいもない会話をする時はいつものカフェに立ち寄りコーヒーを味わいながらマスターと話す。こうした要素はどんな時代でも変わることがない。ただ減ってきている事が残念である。地元の食材を使った新しい食べ物で地域興しをするのも一つの手段である。しかし人は食と共にそれに携わる人柄や空気感も楽しんでいる。新鮮な食材も一つの武器であるが、人柄はさらに大きな財産である。これを活かす方法を少し考えなければならないと思う。

 今回はさらにその感動が作っている人にも伝播していると感じた。夜の夕食会で地元で卵焼きが評判になっているお弁当屋の竹崎さんと醤油屋さんの竹中さんがゲストとして来てくれ卵焼にお醤油をかけながら話をした。柔らかい卵とダシのバランスが最高で、何度お代わりしたか。帰りにお弁当とお醤油をみんなが買っていた。私たちの反応が二人にも伝わっていた。「普段お客さんの反応を直にみられないが、こんなに喜んでもらうとこの仕事をしていて良かった」と朝の帰りがけに話してくれた。人の価値観に出会う新鮮さ。その出会いが自信と誇りを産み出し、次のステップへと結びついていくのだろう。

 色々な出会いと学びを深めて2日間の日程を終えた。美しい自然、豊かな食材、趣のある町並み、そして温かい人柄。それぞれが密接に結びつき、そして新しい出会いがもたらす大事さを感じ須崎を後にした。町を取り巻く状況は決して生やさしいものではないが、訪れた人にとって人柄まで味わえる仕掛けと、地元の人が自信と誇りを訪れた人から味わえる町作りを考えていければ強く感じた。また2日間お世話になりました関係者の方々に御礼申し上げますありがとうございました。

 写真についてはリンクからどうぞ。http://think-pod.cocolog-nifty.com/photos/travelsusaki/(2日間の写真をアップしてあります)

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2006年2月 9日 (木曜日)

詳しくは後日

 今日は高知県の須崎市で地域づくりに関する話し合いがあるそうです。そこに行ってきます。詳細は後日写真を含めてご報告したいと思います。

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